日本会議北海道議連が研修会 憲法改正についての理解深める

2016.03.10

 自民党・道民会議議員会の日本会議北海道議員連盟(釣部勲会長)による全体研修会が3月10日、札幌で開かれ、西修駒澤大学名誉教授が「憲法改正の必要性について」と題して講演しました。全国の地方議会では、憲法改正の早期実現を求める意見書を相次いで決議しており、道議会でも早期の意見書提出が求められています。
 西教授は、GHQによりわずか1週間でつくられた日本国憲法の異常な成り立ちや、諸外国の憲法改正の状況について詳しく解説。「『日本国憲法は世界唯一の平和憲法』といわれるが、成文化された憲法を持つ189カ国の84%にあたる159カ国に平和条項があることが確認できた。日本には国家非常事態対処条項もないなどの問題点もあり、現実に即した憲法論を推進していただきたい」と語りました。梅尾要一道議をはじめ道議会議員約40人が参加し、熱心に耳を傾けていました。