陸上自衛隊東北方面隊主催の大規模災害訓練「みちのくALERT(アラート)2014」

2014.11.08

日  程 平成26年11月8日(土)
調査地 宮城県仙台市、石巻沖
内  容 陸上自衛隊東北方面隊主催の大規模災害訓練「みちのくALERT(アラート)2014」が、11月6日(木)から9日(日)の4日間の日程で実施されました。

この訓練は、東日本大震災級の大災害を想定して、地震発生当初の初動対処段階から応急復旧段階までの一連の活動を実動することにより、東北方面隊の震災対処能力の向上と、自治体、関係機関及び米・豪軍との連携強化を図ることを目的として行われました。
訓練区域は東北方面区及び同周辺海・空域、参加人員は自衛隊及び米・豪軍に加わえ、東北6県の自治体と拠点病院などの72機関、あわせて約1万5,500人(河北新報記事より)と、大規模なものとなりました。
私は、訓練3日目に参加させていただき、仙台駐屯地の統裁部(自衛隊の対策本部)でブリーフィング後、自衛隊ヘリにより石巻沖の輸送艦発着艦訓練を、霞目駐屯地では広域医療搬送について視察いたしました。
北海道では、来年度、北部方面隊が日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震を想定した実動訓練の実施を計画しているとのことで、この訓練をより充実したものとするため、今回の視察で学んだ教訓を活かすべく、有意義な提案を積極的に行ってまいりたいと思います。
 
   
ヘリにて上空から視察  石巻沖の輸送艦     発着艦訓練        仙台市霞目駐屯地
 
   
続々と患者が搬送される 本番さながら      広域医療搬送について   自衛隊の搬送車
 
   
DMAT(災害派遣医療チーム) 情報の整理   搬送先の選定      DMATと連携